税理士の菅野です。
当事務所の年末年始の休暇について、お知らせいたします。
年末年始休業のお知らせのみですと、少し物足りないので、今年の年末年始の過ごし方について少し触れていきたいと思います。
年末年始休業のお知らせ
年末年始休業
2023年12月29日(金)~2024年1月8日(月)
仕事始めは2024年1月8日からとなります。
今回の年末年始休暇は少し多めにいただきたいと思います。
開業して間もないこともありますが、FP(ファイナンシャルプランナー)2級の受験するためです。
FP挑戦への意気込み
FP2級に挑戦しようと思ったきっかけは、税理士にとってFPの知識は非常に相性がいいよく魅力的な知識になると思ったからです。
FPの知識が税理士にとってなぜ相性がいいと思うかについて、説明したいと思います。
FP2級の試験範囲と税理士との相性
FP2級では以下の6分野の知識を習得します。
A ライフプランニングと資金計画
ファイナンシャル・プランニングと倫理感という大事なものから始まりますが、主に社会保険、公的年金、企業年金・個人年金等、年金と税金、資金計画(個人・法人)を学びます。
税理士の実務目線で見ると
税理士も給与計算を行ったり、給与計算方法を顧問席に説明する機会があり、社会保険や公的年金などの知識を持っていると、税理士としての業務の幅が広がります。
B リスク管理
リスクマネジメントから始まりますが、生命保険、損害保険などを学びます。
税理士の実務目線で見ると
生命保険や損害保険の「一般的な解説や保険証券の説明」ができるため、税理士としての業務の幅が広がります。
C 金融資産運用
マーケット環境の理解から始まりますが、預貯金・金融類似商品等、投資信託などの金融資産全般を学びます。
税理士の実務目線で見ると
金融商品の具体的な税務相談を受ける際に、金融商品の一般的な知識があると、税理士としての業務の幅が広がります。
D タックスプランニング
わが国の税制から始まりますが、所得税、法人税、消費税などの税金の事を学びます。
E 不動産
不動産の見方から始まりますが、不動産の取引、不動産に関する法令上の規制、不動産の取得・保有に係る税金、不動産の譲渡に係る税金を学びます。
税理士の実務目線で見ると
不動産に係る具体的な税務相談を受ける際に、不動産に係る一般的な知識があると、税理士としての業務の幅が広がります。 また、建ぺい率などの不動産用語を学ぶことができるので、土地や建物の財産評価の補完知識が身につきます。
F 相続・事業承継
贈与と法律から始まり、贈与と税金、相続と税金、事業承継対策などを学びます。
※D タックスプランニング、F 相続・事業承継は本業なので、税理士視点は割愛
まとめ
いかがでしょうか。
これらの分野の知識があれば、税理士として具体的な税務相談の+αをお伝えすることができる思いました。
試験を受けるので合格をするつもりではありますが、実務で使えるような知識を身に着けることが目的ですので、優先順位をつけながら、習得したいともいます。
優先順位としては、D タックスプランニングは本業なので割愛するとして、以下のように知識をつけていきたいと考えています。
それにしても、公の場で、FP2級の勉強をすると宣言している以上やらないわけにはいかないですよね~。 自分自身を精神的な負担をかけない程度に追い込む方法があったら教えてほしいものですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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