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freeeアドバイザーになった理由

業務フロー診断士(自称)の税理士の菅野です。
今回は、なぜfreeeの認定アドバイザーになったのか?について話したいと思います。

1.freeeに出会ったきっかけ

前職(税理士法人)での出来事ですが、世の中には多種多様な会計ソフトがあり、どの会計ソフトが優れているかについて検討することになりました。 そこで、「会計ソフト検討委員会」というプロジェクトが立ち上がり、 私はその委員長として、ほかに4~5人のメンバーで以下の会計ソフトの研究を行いました。

検討したソフト
・freee会計
・マネーフォワード
・勘定奉行
・弥生会計
・発展会計

会計ソフト検討委員会での活動

  • フェーズ1

それぞれの会計ソフトを各委員に割り当て、
各委員が割り当てられた会計ソフトを研究し熟知してもらいながら、
「会計ソフトの強みと弱み」をまとめました。

  • フェーズ

次に、「操作性」、「機能性」、「使用料」等のような項目を議題にして、
例えば弥生会計を割り当てられた委員は、弥生会計としては~のように、各委員は割り当てられた会計ソフトの立場に立って、各委員と議論することにより、さらに「会計ソフトの強みと弱み」を深堀していきました。

議論の結果

正直に言うと
一番優れた会計ソフトを決めることはできない。
というのが個人的な見解です。

・会計ソフトを使用する会社の規模や業種、
・会計ソフト周りに連携されているシステムの状況、
・会計ソフトの使用料など…

色々な要素がありすぎるため、会社に合った会計ソフトを活用することが重要だという結論に至りました。


少し話が脱線しましたが、委員会で私は、元々担当していたお客様が使用していたマネーフォワードと勘定奉行の研究をしました。
もちろんそれぞれ優れたシステムではあります。


ただ、私はこの時、別の委員が発表したfreeeの強みの発表を受け、
freeeに優位性が高いと感じ、活用しよう
と思いました。

freeeを研究しようと思ったきっかけ

freeeに対する私の第一印象は、弥生会計等の一般的な会計ソフトと仕組みがまったく違うので、非常に難解で、取っつきづらく感じました。

でも、裏を返せば
「freeeを扱うことができれば、他の税理士と差別化が図れる。」
ということに気が付き、freeeを個人的に研究することにしました。

freee社には資格を得るためのプログラムが用意されています。
まずは手っ取り早く仕組みを学ぶために「freee会計エキスパート」の資格を得ることにしました。

そこで研修を受けたり、実際にシステムを触って動かしたりとしましたが、その時に、freeeという「作りこまれたシステム」だということに気が付きました。

※freee社からしたら、自社製品の熟練度を図るための資格を作っているぐらいなので、「作りこまれたシステム」ですよね(^^;)

3.freeeの魅力

上記でもお伝えしたように、最初はfreeeを扱うことができれば、他の税理士と差別化が図れると思い、そのために、freeeを主軸にしようと考えていました。
「freee会計エキスパート」資格を得て、以下の優位性があることに気が付きました。

①会計初心者向けソフト

freeeは、簿記がわからない人でも記帳ができます。

「借方・貸方どっちになる?」「勘定科目はどれを使えばいいの?」
といった会計知識がなくとも、費用を入力すればあとはシステムが自動で仕訳をしてくれます。

初心者にとっては家計簿のような感覚で使用できる会計ソフトだと言えます。

②一つの仕訳で債権債務も対応

freeeは、1つの仕訳データで債権(入金)管理や債務(支出)管理(支払業務を含む)をすることができます。

例えば、これまでは請求書の発行をしたら会計処理を行うという流れが基本的な流れでした。
しかし、freeeでは請求書を発行したら自動で仕訳が作成されますし、入金管理レポートにも債権データが自動で集約されます。

③当事務所での業務フローの合理化

業務改善として、freeeを導入し、現状の業務フローをfreeeに合わすことで、半ば強引ではありますが業務フローを合理化することができます。

また、経理代行業務を当事務所のサービスメニューに入れることも可能です。

※freee以外のソフトを活用されている方の経理代行は行っておりません。

④会計業務に慣れてない方への救世主に

上記のとおり、freeeは取引ベースでデータを作るため、会計知識が浅い人にとっては理解しやすい作りになっています。

一方、会計業務に慣れている人にとっては従来の会計ソフトと操作性が違い、使いづらいという評価になっています。
freeeを触ったことのない同業の方も敬遠している方が結構いらっしゃいます。


そのため私にとっても今、freeeを理解しアドバイザーになることは、同業との差別化となりますし、会計業務経験の少ない方へソフト面・業務面でサポートする幅が広がると感じています。

以上のようなメリットを感じ、freeeを主軸にした事務所にするために、freeeの認定アドバイザーになりました。

まとめ

当事務所では、freeeと弥生会計、マネーフォワードを主に活用しています。

私は、freeeを扱えるという同業の税理士との差別化のためや、経理代行業務を行うために、freeeの認定アドバイザーになり、freeeを推していますが、
最終的には、顧問先の好みに合わせた会計ソフトを活用するのが一番だと思います。

使いづらいソフトは、経理担当者のストレスになりますから、やはり、慣れ親しんだものを使い続けるのが一番ストレスにならないと思います。

そうはいっても、経理業務に時間がかかってしょうがない。のようなご相談がありましたら、
業務フロー診断士として、初回は無料で診断しますので、ご連絡をいただければと思います。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

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