業務フロー診断士(自称)の税理士の菅野です。
私の業務改善コンサルティングとは、業務フローを変更することによって、劇的に業務改善をすることではなく、現状の業務フローを工夫することによって、業務効率を改善することを目指しています。
今日は、私の業務改善コンサルティングとしての実例を、説明したいと思います。
業務改善 事例
相談者
従業員1名の建設業の法人
請求先 月平均10社
相談内容
毎月月初に行っている請求書発行と会計処理の業務フローに時間がかかっている。
問題点
今回着目した点は、以下のように、請求データを請求書にも会計ソフトにもそれぞれ入力をしていることです。
ポイント①
取引先毎のエクセルファイルを作成し、請求月毎にシートを作って請求書を作成している。
ポイント②
その作成した請求書に基づいて、取引先毎の仕訳を入力している。
改善内容
着目した点を元に、以下のような改善策をご提案しました。
➡それにより、請求データをそのまま仕訳として会計システムに取り込むなど活用することができます。
➡それにより、取引先に送付する請求書も毎回作成する必要がなくなり、作業時間も大幅に短縮することができました。
まとめ
いかがでしょうか。
「言われてみればその通り。」と納得していただけたかと思います。
しかしながら社長は、営業や仕事をしながら事務もこなしているため、事務手続きについて、立ち止まって考える余裕もなく、請求書を作って、会計ソフトに仕訳を入力するような、2つの作業をしていました。
このように、作成した請求書のデータをうまく活用することにより、細かい作業ではありますが、2度手間がなくなり業務の効率化することができました。
私の業務改善コンサルティングとは、業務フローを大きく変更せずに、工夫によって改善できるところを改善することです。
貴社の業務フロー診断は、無料ですのでもしご興味がありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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